2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

200songs-134

Manic Monday / Bangles / '84 ペイズリー・アンダーグラウンドというサイケデリック・ガレージシーンでママス&パパスとヤードバーズを合わせた様なガレージバンドを組んでいた彼女達がアイドル人気のガールズ・バンドとして全米制覇をするきっかけとなる名…

みずみずしい生き方

人は水が流れる様に楽に生きて行けぬ物なのか (…組織とはスポンジの様な物なのか?) 縁は外に水が沁み出してきている。 下がなくなって世の中がいい加減になったら面白いかな? 川の様にたゆたい流れて行けまいか。 留まる水は腐る。水の下に水を作らず、た…

[music]200songs-133

Spellbound / Siouxsie & the Banshees / '81オリジナルゴス、スージー・スー率いるバンシーズ4thアルバムの傑作シングル。日本語タイトルは“呪縛”。方程式は、ぐいぐい引っ張るジャングルドラム+NW王道偏屈キラキラギターにマイナーメロ。これは他のオリジ…

いぬ

池田小事件犯人の死刑執行が判決1年以内の早期執行された。 しかし復讐としての極刑に本当に意味があるのか個人的には疑問だ。遺族の被害感情は犯人が死んだら収まるものなのか? その法規の根本にある仇討ちと見せしめいう感情が理解出来ない。謝罪を死によ…

200songs-132

Pretenders / Back on the Chain Gang / '82アメリカからUKに来て、ロンドンパンクに触発されてロックライターからバンドのフロントマンになったクリッシー・ハインドのバンド、プリテンダーズ。独特のブルーズ臭薄いビートバンドスタイルにクールでマニッシ…

そんな奴は大抵踊れない

権力と世界について、何でも自分探しの話にしたがる輩はどうにかならないものか? 資本主義の矛盾を隠蔽することに命をかけ、左翼に嫌みを言うだけで悦にひたるバブルの申し子達。世界の悲劇の発端を全て気質にしてしまうのはどんな気分だ。よろしくやってい…

200songs-131

Call Me / Blondie / '80今週はNW絡みというか、80年代ののフィメール・ロッカーを。緩く軽く行きます。 で、ブロンド娘。 80年代を規定してしまったパンク以降の最重要女性アーティスト、デボラ・ハリー率いるこのブロンディー。実質はイケイケパンク姐ちゃ…

元ボスの言葉

ライフワークとライスワークのバランス。今、しっかりと実感する、器用貧乏の貧乏暇無し。

200songs-130

Just Another Victim / Helmet & House Of Pain / '93 このサントラ“ジャッジメント・ナイト”によってミクスチャーの時代は一つ区切りを付けられる。ダイナソーJrやヘルメットやマッドハニー、ソニック・ユースやパール・ジャムやセラピー?といった所謂グラ…

おめでとう☆

友人の誕生日。3年前から、世界で一番祈られている誕生日だなぁ。

[music]200songs-129

Fast Lane / Urban Dance Squad / '89 オランダ産正真正銘のクロスオーバーミクスチャーバンド。ラッパーのルード・ボーイはかなりの実力派でタイプは違うがレイジのザック並(彼を見てザックはレイジ結成を思い立ったとの話も)。90年代初頭までのミクスチ…

高野文子“黄色い本”

雨宿りのつもりで入ったブックオフで思わず購入。 80年代のニューウェイブマンガの中で恐らく唯一失速せずに生き残っている著者。 バブルに砕かれなかったのは“ルキさん”をHANAKOで連載しつつ、そのエンディングであの様なマガジンハウス的(バブル的)な生…

200songs-128

This Little Pig / Living Colour / '93 突如NYから80年代後半現れた黒人4人組、別名黒いツェペリン。フィッシュ・ボーンと共にブラック・ロックと言われ、パブリック・エネミーに影響を受け「ロックはもともと黒人の物だった」等々社会派発言で物議を醸し出…

プランテーション=プラネット

我々は商品作物である(そしてその消費者でもある)。かの生産者に対し、僕は級外品として最大の抵抗を示してゆくつもりだ。

200songs-127

Butt Funkin' / Limbomaniacs / '90 かなり高性能だったにもかかわらず、シーンの要請を受けないために消えて行ったバンドの一つ。SFにしては趣味の良すぎるアンチ・スラッシュ・ファンクの本格派ラップハードロックミクスチャーファンク。限りなくP-FUNKに…

自己不信

絶望させられる程の酷い経験はしなかった。いじめだって声の大きいので負けやしなかったし、土俵ずらして勝負なんてつかなかった。インネンだって走って振り切り罵詈雑言放って勝った気になれたし、カツアゲだって金を持ち歩かなかったので挙げようがなかっ…

200songs-126

Stop Funk'n With My Head / Infectious Grooves /'91決してミクスチャーの範疇に常に入れられる彼等ではないが、明らかに相互影響をシーンに与えていたバンド。ヴェニスビーチの元締めスイサイダル・テンデンシーズのVoとBの別プロジェクト。本家がスケータ…

全能自己

まだ、北国の田舎の少年だった僕は乞食を見た事がなかった。というか、何故彼等をつくってしまうシステムが存在するのか分からなかった。大人がこんなにも怠け者だということには気付くのはもう少し後だった。随分後にホームレスを初めて見た時の衝撃は忘れ…

200songs-125

Is It Luck? / Primus / '91 SF出身のミクスチャーの皮を被った馬鹿テク3ピースプログレファンクバンド。高度な技術を保持しながら分裂的にアクの強いユーモアを奏でるので、フランク・ザッパを思わせる(あんまり聴いた事ないんだけど)。爽快感を与えない…

全能世界

世界に目覚めた時、それは70年代の終わり頃であった。僕は、世界は非常に秩序だって存在していると考えていた。世界地図は隅々まで色分けされ未開の地は存在ぜず、他の国も僕の様な生活をしているのだと思っていた。理路整然と多数決で物事は決まり、思想は…

200songs-124

Epic / Faith No More / '89 LAが良質なハイブリットバンドを輩出したとすれば、SFは悪趣味な分裂気質の変態を排出したと言えるだろう。そんなベイ・エリアからの代表は彼等か(実際はLAとSFの両方を拠点としていたらしい)。 スラッシュメタルにファンクに…

ロックンロォル歌唱

ロックンロォルは歌い上げなくてもいい、上手くなくてもいい。ブルーであるのなら。 ハッキリ言ってミック・ジャガーやニール・ヤングは音痴だし、スティーン・タイラーやロバート・プラントのキンキン声はギャグ。ディランやルー・リードはヘタクソのごまか…

200songs-123

Been Caught Stealing / Jane's Addiction / '90LAのレッチリやフィッシュボーンと同じサークルから現れた第三のバンド。三番手に甘んじていたのは活動期の短さと掴み所の難しさから。彼等は前述の2バンドに比べ、ファンク/HIPHOP/パンク/ハードロック以上の…

上がらない

雨でテンションが落ちる。飲みに行く気力も尽きる。

200songs-122

Free Yourself / The Untouchables / '85 ミクスチャーを語るなら、フィッシュボーンと共にLAから現れたネオ・スカ・リバイバル・バンド、このアンタッチャブルズも触れておきたい。ミクスチャー発祥の地、L.A.の80年代アンダーグラウンドにはメタルシーン以…

子宮音楽

けして癒される胎内回帰系の事ではなく、女子の“キャー”を誘発する音楽のこと。音楽演奏者をアイドルとして見る向き、その音楽。演者は音楽を受容させようとするが受け居られるのはそれにまつわるイメージばかり、とはよくある話。ギタリストはなぜモテルの…

200songs-121

Higher Ground / Red Hot Chili Peppers / '89 御大レッチリ様である。今日的なアメリカン・ロックを代表する彼等もブレイク当時はエキセントリックな色物であった。白人パンクバンドがファンクをやるというツギハギのぎこちなさを、体力と馬鹿パワーの勢い…

remix

野田努が編集長になってから変わったのか? またリミックスでロックを取り上げ始めたぞ。 BAZZがかっぱらった視点を取り戻そうというつもりだろうか? それともクラブ・ミュージックになにかしら衰退の兆しでもあるのか? ロックが衰退の季節に入っているの…

200songs-120

Party At Ground Zero / Fishbone / '85 今週は徒然ミクスチャーで行こうか。で、一発目。発端にして未だ、私見ではあるがこのバンドの衝撃を越えたミクスチャーバンドは存在していない。既に70年代中頃よりアメリカのポップスではロックから黒人を閉め出し…

敵的

フォークもっと悪く言うとヒッピー、感動したがりの安い音 安っぽい媚態など要らない。薄っぺらな感動等糞食らえ パンクでも黒くも無い音から何を得ようと思うのだ 黒は免罪の意味(ゴスの黒はナルシズムか) 白い感動は要らない