燃えるパンクな世界

万引きを煽る反資本主義運動、世界各国に飛び火ってなこの記事をウラゲツ☆ブログで見つけた。ヨマンゴは以前から話には聞いていたけれど、ネットで言葉交わされる様になるとは。ヨマンゴとはスペイン語で「俺は盗む」。
簡単に言うと、反資本主義運動の最も洗練された形。人格主体ではないモノが無責任な資本の主体となり、非人間的活動であるグローバリズムを展開している現在、このような人間的情動と行動が広がるのは当然である。
この日本においても非人間的行為が大手を振って動き出すなら、そこにこの種の行為が生まれてもおかしくはないだろう。しかし基礎教養としてこの国には「階級社会―グローバリズムと不平等」にあたる言説が弱いのも確か。狡猾に金持ちクソジジイになるしか大人は若いコに言葉を吐けないという不毛か。


うんしかし、このヨマンゴ(ジョマンゴ)ってな感覚を分かるか否かで人を裁けるな。自分は断然毛利先生支持である。ウラゲツ☆ブログでコメントしているもうひとりの人は、貨幣社会に私的所有以上の欺瞞を感じ取れないのだろうか。義族とか責任とか関係なく、資本の権力構造に非人間性は感じないのかな。


最近ファノンを読み直して想うこと。コロニアリズムグローバリズムに置き換えた仮定で、現代の植民地下心理状態とは「希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く」みたいなものなのでは、と。そこで「第三世界論」を強引にヨマンゴに結びつけられないだろうか。そこで流れる音楽はタンゴもいいけど、そうだね「Proxima Estacion: Esperanza」あたりがいいかも。非英米的(notプロテスタンティズム)な統一世界観を体現出来ているね★