17「水曜日」

RLLクルーは毎週水曜日にTシャツのために打ち合わせをしてる。社会人になって彼女や同僚ではない仲間と毎週の様に会うのは、かなり面白い特異な経験だと思っている。バンド活動みたいにその趣旨を尊重して発展させようと毎週集う。おまけにそれ以外のイベントで顔を会わせても会話は続いてゆく。長い長い思春期にある熱い語りがしゃべり場の様に毎週続く、なんとまぁ変わったロング・ホット・サマー。
それぞれのキャラも音楽性も政治性も興味範囲もヅレつつ重なり重層しつつはみ出る。3人のジャム・セッションはある周波数の波を興し実体に結実しつつもまた記号となり広がる。思想のポリリズムがスピリチュアルとパンクを結びグルーヴへと昇華される。政治と思想と科学の重なりと繋がりに似て複雑だ、音楽(テクノ・ロック・レゲエ)の相互影響はDUBとレイブとジャムセッションをかき混ぜる。