200songs-163

Riot Radio / The Dead 60s / '05

はしゃぎすぎだろっていう気分もなくはないが、新譜でスコンと入ったのはリバティーンズ1st以来久しぶりなので入れちゃえ！
例の名作漢字Tを受けての「無線衝突」って邦題もいいね、2ndは「権利主張」とかどうか。インターネット時代に暴動レディオってのも「粉川哲夫」かよ最高。あ、これは「素人の乱」か。DUBでSKAってのもいいね、ポストパンクにキチンとルーディー、ギルロイ「ブラック・アトランティック」でAKA「フリー・ネルソン・マンデラ」な世界観。エンパイアはバビロンで、そこのレイバーは甘く無いブロックパーティで、リディムに合わせて一撃相愛。って感じで最近の思考圏内をグルリととびまわる彼ら。ヤベエ

昨今のロックンロール・リバイバルは、50年代のロックンロールの黒人白人ミクスチャーという側面を失いながら、例によってサイケな60年代リバイバル物とノーウェイブっぽい逸脱物に別れて行った印象があった。そんなロックンロールの本質ではない末節には興味を持たず、ポストパンクの本質はロックンロールと押さえた彼らをシーンは待っていたのだ。シングルで一喜一憂する阿呆らしいインディーファンは無視ではあったが、この曲はやはり残ったのだった。しかもポップミュージックとフロアミュージックとライブバンドの全てを兼ね備えたファンク/パンク/ダンス/dubってのはなかなか無いのね。唯一NYのレディオ4ぐらいか、内実を備えながら新自由主義戦争時代に強度を持っていたのは。ってなことで騒げーーーーーっっっ！！！！！
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