今日は暑かった。利賀はどうかな?

アキバのサウンドデモhttp://sounddemo.nobody.jp/)に行ってきたんですが、夏に弱い北国育ちのおいらには過剰警備よか、きつかったですな。いつも通り踊りまくったけどね。

サウンドデモ自体は、渋谷の警察権力の戦闘体制(平井玄さんがどこかで話ていた、警察のデモ対応の新宿化)と比べたら、過剰警備だったけれど穏便に済んで、ほんとによかった☆ これは主催の実行委員の皆さんの努力の賜物ではあるんですが、詳しくは(http://sounddemo.nobody.jp/j/reclaims.html)に申請顛末があります。これは多くの人に読んで欲しいトピック。民主主義に対してシステム障害を起こしている理不尽な警察犬力のアホ犬ぶりが見えますワンワン。

で、サウンドデモについての僕らの報告は今夜日曜22時から放送してる「RLL+Dr.トラメガのレヴォリューション・ポップ・ラジオ」(http://trio4.nobody.jp/keita/)でしますんでヨロシク。RLLクルー∞+∞=∞のDJは、いったいどうだったのか?! ハーポの妄想はどんなだったのか?! 乞うご期待!!!





で〈文化=政治ユニット〉RLLですが、なぜかサウンドデモずいてます。

今度は、8/13に演劇系シンポジウムで「サウンドデモ」をリプレゼントします。

といっても舞台は東京じゃなくって、富山県の山間で開催される〈利賀サマー・アーツ・プログラム〉という舞台芸術財団演劇人会議主催の国際演劇祭。かーなりデカイ国際フェスに演劇の合間に行われる「利賀文化芸術サロン特別企画 身体から空間へ〜芸術的実践の歴史と現在〜」というシンポジウム、その最終日の「オルタナティブ・スペースの思想と実践〜00年代のムーブメント〜」というテーマに出演します! 

サウンドデモ」への熱の無いハーポ部長を蒸し暑い高円寺に置いてけぼりにして、今回DJもしたサウンドデモコミュ管理人のLEFTこと∞+∞=∞とB感覚ジャンキー(http://d.hatena.ne.jp/quawabe/20060218)のRADICALことインテリパンクが、涼しい富山に乗込みます! 10日から向こうに出演者待遇でアゴアシマクラの演劇三昧してきます。

反戦が一旦遠いモノになりつつある世間、DJ逮捕(http://mayday2006.jugem.jp/)とほぼ同時期のギャル商業サウンドデモhttp://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20060629)という現象。そこからサウンドデモの新しい波を感じるRLL。そこでサウンドデモネットワーク結成をも目論みつつ最近活動する、RLLの最初の妄想レペゼンになりやんす。とにかく伝説の数々が生まれたサウンドデモ映像も上映しつつ「政=祭」の快楽を放談してきます! 多分演劇関係でサウンドデモに参加した人は少ないだろうし、お客さんは現代思想の知識もあると思うので、かなりアゲアゲでハイブロウで不誠実な妄想をバラまいてこようかな、と思ってます!!


http://www.jpaf.or.jp/project_tsmap06.html
オルタナティブ・スペースの思想と実践 〜00年代のムーブメント〜』

パネリスト
平戸潤也(SOHOワーカー)
平田栄一朗(慶応大学助教授・ドイツ演劇)
RLL〈Radical Left Laughter〉(文化政治ユニット)
大岡淳(演劇批評家)

文化・芸術活動の多様化・細分化・専門化が進み、誰もが自分の好みに閉塞する「おたく」と化しつつある現在。個別の領域を越境して、開かれたコミュニケーションを実践するためには、そのようなコミュニケーションを成立させうる〈空間〉が必要である。ここではそのような、複数のジャンルがクロスオーバーし、コラボレーションを展開する〈空間〉を〈オルタナティブ・スペース〉と規定し、国内外における様々な〈オルタナティブ・スペース〉の活動を、映像資料を交えて紹介しながら、その思想的意義について検討する。〔モデレーター:大岡淳〕

8月13日(日) 10:00〜12:00


●演劇人会議・文化芸術サロンとは?

演出家・鈴木忠志の呼びかけにより、利賀サマー・アーツ・プログラム2005において発足。多様なジャンルの創作家、批評家、実務家が結集し、時代と切り結ぶ先鋭な〈表現〉および〈発言〉を模索中。東京で毎月1回会合を開き、あらゆる問題を俎上に載せて討議している。その成果の一端は、雑誌『演劇人』第22号に、サロン参加者の原稿が並ぶという形で披露された。発足から1年を経た今回は、初のイベントに挑戦する。