ドラム

いつからドラムが聴き分け出来る様になったのだろうか。。。

タイトなドラムとニートなドラムの違い
ルーズでグルーヴィーなドラムと崩れている違い
チャーミングなキープと下らない同じ事との違い
ジャストでつまらないドラムと簡単なタイコの素晴らしさ(モー・タッカー!)
オカズは上手いがキープに面白みがないドラム
う〜んメタルはホントつまらんタイコばかりだ。
というか、ジャンルでタイコの重要度が違うということか。。。

ダンスミュージック全般はやはり素晴らしい。
その生バンドでやるダンスミュージックの元祖的なジャンルの70年代までのR&Bのバンドのドラムはやはりずば抜けている。60年代黄金期のモータウンやスタックスの箱バンの彼等は恐ろしく魅力的である。双方の魅力は当然違うが、4に6がデフォルトで混ざった揺らぎを産むグルーヴというのは共通だ、まさにアフリカからの贈り物。これは70年代のブルーズロックが獲得しようともがいた至宝でもある。あとは70年代中期のスカ/ラヴァ―ズロック/レゲエか。勿論JB'Sのファンク自体あのタイコが重要なのだから。
これらは僕はフロアで体感し獲得したドラムの聴き分けかもしれない。ダンスクラシックやディスコ物の様な分かりやすい白人向けのドラムは若い頃から大好きであった。ベースを抜くと割と淡白に感じる60年代のR&Bや70年代のジャマイカの生ドラムは、ファンクを通過して最近ようやく分かったんだと思う。実はこれに非常に近いのはパブロックのドラマー、簡単なことをやっていながら物凄くグルーヴィー。そうか、だからイアン・デュリーはファンキーなのか。
そういえばメタル好きでフロア好きを知らない。恐らくドラムを聴けないのだろう。

といいながらデトロイトテクノにファンクを感じ、ハウスにグルーヴを見つけることも出来るので生にこだわっているのではないが…ドラムは飽きませんね。