ロール≒グルーヴ

quawabe2004-08-22

やっと110だ。で、気になるテーゼ


音楽とはグルーヴの為にあるのだ


が引っかかり困っている。
身体性の欠如したジャストな音には存在しない
うきうきする躍動感と滑空感。
言葉を連ねても逃げて行くこの掴み所ない物よ。
これを再定義すればR&Rのrollと、もしくはノリであろうか。
この場合rockはアタックか。
とにかくロールしないのは興味ないしね。
でもどうなんだ、本当か?!

80年代後半英米双方でそれぞれ黒いグルーヴに白いアタックが合わさった音楽の発明があった。英国マンチェスターのマンチェと米国西海岸のミクスチャーである。硬直化した80年代のメジャーシーン、共にジャストなリズムのメタル/エレポップに黒人が作り上げたファンク/ディスコ/ハウス/ヒップホップをドン詰まりな白人が盗用した結果産まれた大発明だった。混血ダンスミュージックの側面を持つR&Rの一種のリバイバルと言ってもいい。この結果90年代をロックンロォルが乗り切ったといっても過言ではないのだ。
(しかしマンチェとミクスチャーを繋げて考察した物を見た事がないのは不勉強だからなのか。明らかにバギーパンツとスニーカーという共通のファッションがあり、片やレイブとE、片やランペイジガンジャかコーク。時代はミドルスクール、ディーライトとベティーブーとヒップハウスとアシッドジャズ。急にジャンルの垣根が低くなった瞬間だった。)
で、今週はマンチェ!