200songs-108

Immigrant Song / Led Zeppelin / '70

“68年元ヤードバーズジミー・ペイジが当時無名のロバート・プラントジョン・ボーナムジョン・ポール・ジョーンズを集めて結成。同年デビューアルバム“Led Zeppelin”がベストセラーになり人気グループに。ボーナムの死でグループにより80年に解散、10枚のアルバムを残す。ビートルズザ・ローリング・ストーンズと並び一般的にも有名なグループ。前例のないパワフルなドラムサウンドとハイトーンボーカル、奇怪なチューニングを施したギター奏法が繰り広げる重厚な楽曲は70年代のロック黄金時代を作った。大音量の演奏は、ハードロック〜へヴィ・メタルの元祖とされているが、音楽的にはブルースをベースにブリティッシュ・フォークやインド音楽、ワールド・ミュージック等々、多彩なエッセンスを血肉化した唯一無二のロックサウンド。”
説明部はまたもやワークショップの使い廻し。Communication Breakdown でも Rock And Roll でも Kashmir でもよかったのだが。まあ、タイコがいかすってことで。
夏は暑く苦しい声だ。あんまり言う事ないな。いや、カッコイイから。ギターもタイコも暴れるし、中々独特のグルーヴがあって。
ただしビートルズと同様にイコンになり過ぎた。70年代の敗北とシラケが音から滲み出る。逃げ込む為の別世界と技巧と情緒過多、そこんとこが時代と添い寝したってことか。
ASIN:B000002J1U