編集企画書の書き方が分からない…

quawabe2004-08-20

ひとつ出版してみたいネタを思い付いた。インタビューで構成するグラフィックデザインの本である。
明らかに近年グラフィックデザインは大きな岐路に立たされている。視覚デザインの自立性は希薄になり、グローバリズムを背景にしたブランディング中心に変わろうとしている。今まで広告やCIなどに別れていた物がインフォメーションテクノロジーの発達に伴い再編成されようとしているのだ。新自由主義をグラフィックから眺めた文脈も書籍もまだ見た事がない。70年刊行の風土社『現代デザイン講座』を枕にいくらでも切り口がありそうな物だが。
というか原研哉を断罪しなければいけない。田中一光亡き後の日本のイデオローグは彼が握っている。 指針もないままなし崩しに産業の奴隷化が進むビジュアルコミュニケーションの実態は昨年の空虚なヴィジュアローグでも曝された通りだ。