ブルーズ概論

やる気ねーもう面倒くさいし、暑いしダルいし…って心的要因が外的原因の表象だとブルーズは語りかける。俺が悪いのではない、世界がそう成っているからだぜ、でも実はどうでもいいかも、なんて。生かされながら飼い殺される我々の韻律など結果でしかない。そう、ウソぶきながら、またブツブツと独り言で一人心地の旋律を流す。唸りつつイケてると自惚れた瞬間に自己嫌悪し、ときどき過去の記憶がザッピングされてニガニガしく激情さすれば、それがブルーズ。世界に俺っきゃ居なきゃいいのにと想い部屋の隅で何か弄り、飽きて暫く放心の答申を決意しながら、またハッとして人寂しく思う午前3時もしくは午後3時の憂鬱。どーーーーーーでもいいなんて感情が長続きもしないどーーーーーーしようもない現状、チョーキングしても回りやしない世界と思考。生まれちまった全ての残り者こそアオい真実が宿る。アートとか糞食らえ、がアートみたいな逆説すら糞食らえ。こんがらがる平気だけど平気ぢゃねー