ロックンロォルイデアガイド

私信　id:julienさん、先日コピーした「パレード」の1号（80年代BEST100枚の特集）が近所の古本屋にありました。￥500でした、欲しい場合買っておきますよ〜。以上私信。

でロックンロォルのイデオローグガイド本について。上記パレードは音楽評論家小野島氏の編纂したロックンロォルガイドになっていますので必読。
で後は、まず外せないのがビートニク。後のパンクへの影響を無視しても、ビートルズの綴りを変えさせた何かがあります。それぞれの作家の著書を読むのは勿論ですが、ディスクガイドとビートのイディオムを一遍に知る事が出来る便利な本はこちら→ISBN:4276238056
音盤ガイドならシンコーとミュージックマガジンからそれぞれジャンル別ガイド本シリーズが出ている。もうすぐスヌーザーのガイド本も出るようだし。あとはこれら↓。しかしそれぞれが偏りがあることを知ってから読まないといけない。ISBN:4276961130/ISBN:4062563010/ISBN:4276960347/ISBN:4880639486/ISBN:4276960088/ISBN:4401616316/ISBN:4401700252/ISBN:4938339803/ISBN:4938339404/ISBN:4331506967/ ISBN:465182062X/ISBN:465182059X/ISBN:4651820247/ISBN:4893671553/ISBN:4896911075/ISBN:4947599642
雑誌は、昔はミュージックライフ=ミーハー/ミュージックマガジン=純音楽/ロッキンオン=イデオローグだったのが、90年代を通してミュージックマガジン=純音楽/ロッキンオン=ミーハー/スヌーザー=イデオローグに変貌してシンコーの本の凋落が激しい。DIGはレココレだしクロスビートはミュージックマガジンとロッキンオンの折衷だし。タナソウしだいのスヌが一番面白いのは現状不健康だとも云う。ブロスやバウンスなども要チェック。
あと個別にチェックするべき著述者→鳥井賀句/森脇美貴夫/湯川れい子/東郷かおる子/水上はるこ/片岡義男/大貫憲章-渋谷陽一-伊藤政則（この3人はセットで読む事！）/和久井光司/立川直樹（クラブシャングリラ必読）/赤岩和美/北中正和/萩原健太/山川健一/大鷹俊一/小野島大/岡村詩野/平野和祥/行川和彦/宮子和眞/広瀬陽一/野田努/佐々木敦…
その他、特筆すべき本→ISBN:4403601030　総力特集“ロックには何もやるな”寄稿しているのが、村上春樹/村上龍×松村洋/大澤真幸/小沢健二×柴田元幸/ハービー山口/鋤田正義/柏木博/日野啓三×辻仁成/北中正和/鷲田清一/日比野克彦/編集長に三浦雅士、派手なんだか地味なのかわからないが普段ロック語っているのが北中正和先生だけだってので大変興味深い。最近ブレイクした大澤氏の資本性とロックの語りもふるっている。