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Statesboro Blues / The Allman Brothers Band / '71

「ママ、僕はヒット・レコードなんか作るつもりはないよ。どこへ行っても同じ曲を演奏しなきゃならないなんていやだ。有名になんかなりたくない。お金も欲しくない。毎日ハラいっぱいの食べ物があって、ギターをかきならすことができるんだったら、それで満足だよ」まだブレイク前の10代のデュアン・オールマンの言葉です。この言葉通り、数年後「愛しのレイラ」で客演した彼をクラプトンは自分のグループに引き抜こうとしますが、デュアンはそれを辞退します。
天駆けるスライドの名手デュアン・オールマン率いるオールマン・ブラザーズ・バンドは南部の田舎町からブレイクして“サザンロック”なるジャンルまで作られた70年代通して影響力があったバンド。この1曲“ステイツボロ・ブルーズ”は大ヒットした3rdライブアルバム“フィルモア・イースト・ライブ”の一曲目。このタイプのバンドを取り上げるときは長いアルバム単位が多いのですが…しいて1曲と言うならオールマンの場合、ド頭のこの曲でしょうか、これだけでも彼等の格好良さは堪能できます。因に持っているのは最近出たリマスターした長いバージョンの“フィルモア・コンサート”の方。昔のは持っていないので音は比べられないのですみません。でもとにかくカッコイイですよ。

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