ズラっと紹介、ノリっしょたいがい、読書案内、自意識肥大

「おらぃ勉強不足だなんぅすゃ こらぁ読まねばまいねはんでなぁ(故郷訛)」ってな個人的課題、
いまだ積読してしまい、もしくは購入予定で踏み込み甘い、すぐに飛びつくタイミングじゃない。

追々とって思い置いてく老いてくおいおい何時まで?

おいらはいつもは火急のごとく、
ことごとく新刊の出版ネグリ上野俊哉フーコーやサイード平岡正明ドゥボールや酒井隆やアガンベンを、
柔らかい本と混ぜて読むのでホント精一杯なんだな。
根気と時間があったら基礎教養用として読みたいもんだな、
新規の時間を作るのは難しいもんだな、
そんでっと大学ってそんな時間を過ごすもんだろうな。

でも自主制作美大生時代の後悔はしない、
部長のジュンク堂大学を公開は偉大、
基礎目録一人大学の紹介は肥大。


とりあえず「帝国主義」という概念、歴史的推移、その関連領域。問題は、そこから射程は「近代」全てなのかもしれない、ということに漠然と。ただし「歴史」の止まった東洋回帰は絶対にない。




『文化』カルスタ文化研究から音楽やアートまで。ここがメインフィールドのはずなんだけど…
ホミ・K.バーバ「文化の場所―ポストコロニアリズムの位相 (叢書・ウニベルシタス)
今福龍太「クレオール主義 (ちくま学芸文庫)
山口昌男文化と両義性 (岩波現代文庫)
粉川哲夫「花田清輝評論集 (岩波文庫)
ガブリエル・アンチオープ「ニグロ、ダンス、抵抗―17~19世紀カリブ海地域奴隷制史
ロジェ・カイヨワ遊びと人間 (講談社学術文庫)
ジョルジュ・バタイユ呪われた部分 有用性の限界 (ちくま学芸文庫)
廣瀬純美味しい料理の哲学 (シリーズ・道徳の系譜)


『権力/暴力』ベンヤミン+萱野+(?)フーコー〜酒井の範疇(?)
ジュディス・バトラー触発する言葉―言語・権力・行為体
エマニュエル・レヴィナスレヴィナス・コレクション (ちくま学芸文庫―20世紀クラシックス)
ルイ・アルチュセール再生産について―イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置
ピエール・ブルデューディスタンクシオン <1> -社会的判断力批判 ブルデューライブラリー
岡田温司芸術(アルス)と生政治(ビオス)


『日本思想』J社会学から先達まで
宮台真司 仲正昌樹日常・共同体・アイロニー 自己決定の本質と限界
大澤真幸 東浩紀自由を考える―9・11以降の現代思想 (NHKブックス)
見田宗介社会学入門―人間と社会の未来 (岩波新書)
中江兆民三酔人経綸問答 (岩波文庫)
丸山眞男日本の思想 (岩波新書)
林達夫 久野収思想のドラマトゥルギー (平凡社ライブラリー)


『政治』統治、共同体、そして民主主義?
ジャック・デリダ リチャード・ローティ エルネスト・ラクラウ シャンタル・ムフ脱構築とプラグマティズム―来たるべき民主主義 (叢書ウニベルシタス)
ジュディス・バトラー スラヴォイ・ジジェク エルネスト・ラクラウ「偶発性・ヘゲモニー・普遍性―新しい対抗政治への対話
マックス・ホルクハイマー テオドール・W・アドルノ啓蒙の弁証法―哲学的断想 (SELECTION21)
ポール・ヴィリリオ幻滅への戦略―グローバル情報支配と警察化する戦争
チャールズ・テイラー エイミー・ガットマン「マルチカルチュラリズム


『資本』廣松から岩井からセンまで。この辺りは全く門外漢の勉強不足
岩井克人ヴェニスの商人の資本論 (ちくま学芸文庫)
ピエール・クロソウスキー生きた貨幣
廣松渉世界の共同主観的存在構造 (講談社学術文庫)
柄谷行人世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて (岩波新書)
アマルティア・セン不平等の再検討―潜在能力と自由


『歴史』国民国家成立やanti-Faまで。広義のナショナリズム批判
モーリス・ブランショ明かしえぬ共同体 (ちくま学芸文庫)
ベネディクト・アンダーソン想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行 (ネットワークの社会科学シリーズ)
小熊英二〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性
網野善彦無縁・公界・楽 増補 (平凡社ライブラリー)
網野善彦 鶴見俊輔歴史の話 (朝日選書)


『世界』自分の立っている場所以外のフィールドとつながる。
エメ・セゼール帰郷ノート/植民地主義論 (平凡社ライブラリー)
松田素二抵抗する都市―ナイロビ移民の世界から (現代人類学の射程)
ジェイムズ・クリフォード「文化の窮状―二十世紀の民族誌、文学、芸術 (叢書・文化研究)
ジョン・トムリンソン「グローバリゼーション―文化帝国主義を超えて
エドゥアール・グリッサン「“関係”の詩学


『運動』果たして有効な未来を創出することが出来るのか…
ナオミ・クライン貧困と不正を生む資本主義を潰せ―企業によるグローバル化の悪を糾弾する人々の記録
太田光 中沢新一憲法九条を世界遺産に (集英社新書)
サスキア・サッセン「グローバリゼーションの時代―国家主権のゆくえ (平凡社選書)
イグナシオ・ラモネ「マルコス・ここは世界の片隅なのか―グローバリゼーションをめぐる対話