僕の未来夢想
今の所、これからやって来る爛熟期のオピニオンが誰になるのかはわからない。
しかし、あえて夢想してみるのは楽しいことなので、やってみた。
マイケル・ムーアが20年代のチャップリンや60年代のゴダールに、
トム・ヨークが20年代のブレヒトや60年代のディランに、
ネグリが20年代のベンヤミンや60年代のギンスバーグに、
ウォオーラ・ステインが20年代のユングや60年代のマルクーゼに、
スーザン・ジョージが20年代のルカーチや60年代のマーティン・ルーサー・キングJrに、
恐らくなるだろう。
しかしまだ、20年代のデュシャン/マヤコフスキーや60年代のジョン・レノン/モハメド・アリは現れていないし、
もっと大切な20年代のレーニン/トロツキーや60年代のゲバラ/ホ−チミンも見当たらない。
僕の勝手な想像が上手く行くとすれば、このポジションに誰かが座ることが出来た時だろう。政治のパワーバランスを引っくり返して、頭上が開けた様な感覚に時代が変わり、文化芸術が花開く。その時を楽しみに待っている。