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Looking For A Love / J. Geils Band / '71

アメリカのストーンズと呼ばれた黒い粘っこいブルーズロックをやる白人6人組。ライブには定評がありファンキーなブラックミュージックに影響されてていて歌が達者なことがストーンズと並べられた理由だろうか。Voのピーター・ウルフの時代錯誤なオールバックがヒッピー全盛期でも断絶していない50年代のロックンロォルを象徴する。でもって、この曲はソウルのBobby WOMACK(http://www.bobbywomack.com/)の在籍したVALENTINOSのカバー。原曲の倍速躁状態アゲアゲの1曲。たしかストーンズもVALENTINOSの“It's All Over Now”をカバーしてたのだ偶然なのかもしれないが。ソウルを白人ブルーズバンドがカバーする事に何かカッコ良さげな本物臭さを出す秘訣があるのか。因にこのアルバムは71年度ローリング・ストーン誌最優秀新人バンドに選ばれたんだけど…2ndなんだよなぁ。
ASIN:B000002J6E