100songs-063
Dead, Jail Or Rock N' Roll / Michael Monroe / '89
ハノイのシンガーの2ndソロでメジャー第一段。時代はガンズからの追い風の中でリリースされた勢いある原点回帰。しかしLAメタルからは遠く離れ、様式としてはNYパンクの色も濃く、というかジョニー・サンダースの影を見て取れる。アルバムタイトルからしてNot Fakin' It であるのでブームから意図的に距離を置いたことになる。参加ミュージシャンもブルース・スプリングスティーンのEストリートバンドのGリトル・スティーブンや元デッドボーイズのVoスティーブ・ベイター等NY系ミュージシャンやハノイの元Gのナスティ、元モット・ザ・フープルのイアン・ハンターである。そうメタルではない、この時代のメジャーのアルバムで直球ロックンロォルが鳴っている、貴重である。
